SnowPeakのHOME&CAMPバーナーを発売当時から愛用しています。
発売当時は転売ヤーの餌食になってなかなか買えなかったHOME&CAMPバーナーですが、今は供給が安定して誰でも購入できます!
転売ヤーの餌食になるくらい魅力的なHOME&CAMPバーナーについて、実際に使用してみてよかった点やイマイチだった点をご紹介します!
HOME&CAMPバーナーって?
SnowPeakから発売されているキャンプ用の折りたたみ式のバーナーです。
イメージ的にはバーナーというより、超おしゃれな収納式の卓上コンロという感じです。
基本スペック
細かいスペックは端折りますが、サイズ感などの基本仕様は以下の通りです。
サイズ | 346×301×120(h)mm ※収納時:90×120×255(h)mm |
重さ | 1.4㎏ |
出力 | 2,100cal/h |
連続燃焼時間 | 約110分 |
卓上コンロなのでどうしても重さはありますが、収納が可能でめちゃめちゃコンパクトになります!
収納時サイズはガス管(CB缶)プラスアルファ程度のサイズ感です。
カラーはブラック、カーキ、シルバーの3色展開です。
我が家で愛用しているのはブラックです。
発売当時はとにかく転売がすごくてSnowPeakのオンラインショップが落ちていて買えませんでした…
店舗で探してやっと買えた感じです。転売ヤーが憎いです。
使用時のイメージ
これ▽が
こう▽なって
こう▽なります。
私はすごく怠惰な人間なので、組み立てが多いと使用頻度がぐっと下がるのですが、HOME&CAMPバーナーは1,2、3ってな感じでさっと組み立ててすぐに使用できるので重宝しています。超便利!
構造上、火の下がガラ空きなので断熱シートは必須です。
我が家ではHOME&CAMPバーナーを使うときは△の写真に映っているエッジスタンドの「EDGE PAD(エッジパッド)」を使っています。
※EDGE PAD(エッジパッド)は楽天やAmazonでは買えないみたいです。私はCAMPHILLSさんの実店舗で購入しました。
SnowPeakのバーナーシートMも持っているのですが、HOME&CAMPバーナーには少し小さいため、他のバーナーの時しか使っていません。
HOME&CAMPバーナーと一緒にSnowPeakのバーナーシートを購入される場合はLサイズをオススメします。
実際のところどうなのか
良かった点
コンパクトかつ組み立てやすい!
既に写真を載せている通り、収納時は非常にコンパクトです。
五徳が本体に収納できるという画期的なつくりになっています。
考えた人は本当にすごいです…
コンパクトな一方で組み立てが非常に簡単なところも気に入っています。
小さくなるギアってその分だけ組み立てがダルいことが多い印象ですが、このHOME&CAMPバーナーは使用時のイメージの通り、ささっと組み立てできるので最高です!
コンパクト構造とはいえ1.4キロの重さがあるので、バーナーを登山と兼用にしたい方には合わないですが、オートキャンプ用としてはスタッキングが優秀で本当におすすめです!
SnowPeakのシェルコン25にちょうどいい感じに入るので、シェルコン25ユーザにはぜひとも使ってもらいたいです。
安定感がある!
五徳と本体部分の3点で支えるので、一般的なシングルバーナーに比べて圧倒的に安定感があります。
言ってしまえばバーナーというか卓上コンロなので、重心が低くて安定感があり、鉄鍋でもお鍋の利用でも全く問題ないです。
鍋利用ができるので冬はマストなギアです。
フライパンや鍋から手を放して放置できるところも気に入っています。
個人的にシングルバーナーだと鍋から手を離すのがちょっと怖いのですが、HOME&CAMPバーナーは置きっぱなしにしても何も心配ないです。
おしゃれ!
SnowPeak公式でもお家使いを推している通り、家にあっても全然違和感がないです。
ただ、個人的には、家で見せる収納をする場合はブラックよりカーキが良いかなと思います。
やっぱりカーキの方が可愛いですよね~
私はカーキ派でしたが、ツナ(夫)がブラック派で推し負けました。
機能美的にどう考えてもブラック派です。
点火&火力調整が楽!
いわゆる卓上コンロと同じでレバーを回してカチっとすれば点火できるのでライターやトーチが必要ありません。
イグナイター(点火装置)付のシングルバーナーって点火時に「あちっ!」ってなっちゃうことがあると思うのですが、その心配もなく誰でも安心安全に点火できます。子供でも大丈夫そうです。
ちなみに、火力は公式発表の数値的には2100cal/hとなっています。
これだけ見てもよくわからないので我が家で持っている他のバーナーと比較してみます。
SnowPeakのギガパワーストーブ 地 → 2,500cal/h
SnowPeakのヤエンストーブ ナギ → 2,800cal/h
SnowPeakのフラットバーナー → 3,000cal/h
SOTOのレギュレーターストーブ→2,500cal/h
…というわけなのでHOME&CAMPバーナーは特に高火力というわけではなさそうです。
ただ、数値的にはそうですが、体感的には高火力かと思っていました。
安定感があってしっかり火を入れられるので火力的には十分だと感じています。
並べてみると我が家はバーナー過多な気がしてきました。
地とレギュレーターストーブのメインは登山用なので過多ではないです。
イマイチだった点
五徳部分が大きい
五徳のサイズが大きいため、小さい鍋や細いケトルだと底面が届かなくて五徳から落ちてしまいます。
HOME&CAMPバーナーを大きな鍋やフライパンでしか使わないのであれば問題ないですが、小さめのクッカーなどを利用したい場合は、別で五徳を準備した方が安心です!
私が愛用しているSnowPeakのクラッシックケトルなんかはまさにNGで、そのまま置くと底面が五徳に届かずひっくり返るので大変危険です。。
以前▽で紹介したキャンプ羽釜も五徳なしでもギリっギリ届きますが、五徳を使った方が安心です。
参考までに、我が家では▽のマキネッタ用の五徳を持っていたのでそれをキャンプでも利用しています。
五徳はHOME&CAMPバーナーに限らず使えるシーンがあるので1つ持っておいても良いと思いますよ!
CB缶が必要
卓上コンロなので当然と言えば当然なのですが、OD缶ではなくCB缶が必要となります。
私の場合は他にもCB缶が必要なバーナー(SOTOのレギュレーターストーブ)を持っているので抵抗感はないですが、アウトドア用のOD缶に比べるとCB缶はどうしてもかさばるので嫌う人は嫌うだろうなと…
我が家では基本的にはSnowPeak、SOTOそれぞれ純正のガス缶を使ってます!
ですが、SnowPeakのHOME&CAMPバーナーにIWATANIのガス缶を使ったこともありますが、特に問題なく使用できました。
絶対に問題ないでしょうけど、気持ち的にソワソワするので純正を利用しています。
収納時ボタンが分かりづらい
本当に若干なので敢えてあげるならば…という感じですが、収納時に押さないといけないボタン(ロックピン)が少し分かりづらいです。
収納時はこのロックピンを押しながら回転させないといけないのですが、ぱっと見だと分からないのでやり方を知らない人がパワーでたたもうとして壊れることがあるみたいです。
SnowPeak公式でもちゃんとボタンを押して回転させるように赤文字で注意事項が載っています。
壊す人が多発したんでしょうね~~
展示品で壊れているのをよく見かけます。笑
とはいえ結構な頻度で2年くらい利用していますが、全く壊れていないので正しく使えば特に問題ないです!ボタンを押して収納しましょう!
まとめ
重さや大きさから登山と兼用を考えている方には合わないですが、あくまでオートキャンプ用のバーナーを探している、CB缶に抵抗がない、といった方にはとっってもオススメです!
最後にHOME&CAMPバーナーの要点をまとめます!
・お家使いもできるおしゃれさ
・安定感抜群!重い鍋でも大丈夫!
・五徳サイズが大きい(別で五徳を買えばOK!)
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