【口コミ・レビュー】愛用キャンプコット4選 徹底比較!

キャンプギア

キャンプ用コットは折りたたみ式の簡易ベッドのことで、一度使い始めるとコットなしでは寝れない!と言っても過言ではないくらい快適睡眠ができるアイテムです。

今回は私が愛用しているWAQのフォールディングコット、ツナ(夫)愛用のGO-KOT、友人Aさん愛用のFUTURE FOXのローコット、友人Bさん愛用のHelinoxのタクティカルコットの計4つのコットを使って徹底比較したいと思います!

キャンプ用コットって?

冒頭の通り、キャンプ用コットは折りたたみ式の簡易ベッドのことです。

コットについては、過去に愛用コットをご紹介した以下の記事でキャンプ用コットの説明をしていますので、よろしければそちら▽を読んでみてください!

コットのタイプ別のメリット・デメリット

私のWAQのコットは2way式で、ローコット、ハイコット、2wayコットそれぞれの良し悪しを感じることができたので簡単にご紹介します。

アズキ(妻)
アズキ(妻)

あくまでWAQベースでの主観です!

メリットデメリット
ローコット・背が低いので圧迫感がない 
・組み立てが楽
・安定感がある
・ハイより底冷えする
・立ち上がるのがつらい
ハイコット ・ベンチとしても使える  
・下に荷物を入れられる
・よりベッドっぽい
・ローより組み立て手順が多い 
・複数並ぶと圧迫感がある
2way・高さを好きに選べる
(人に合わせられる)
・1wayに比べて値段が高い
・部品が増えるので少し重い

比較観点

あらゆるキャンプギアがそうですが、キャンプ用コットもたくさんのメーカーが色々な種類のコットを出しています。

私は何かを買うときに結構迷って決めるタイプなのですが、コットは次回のキャンプまでに!と急いでいたこともあり、勢いで即決してしまいました。
結果的には満足していますが、もう少し比較検討しても良かったなぁと思ったりもしています。

実際に使ってみると、以下の点は他の人のコットと違いを感じる部分だったので、もしみなさんが比較検討して選ぶのであれば、このあたりの項目を重視して比較すると良いかと思います。

  1. 重さ
  2. 耐荷重
  3. 組み立て方法
  4. サイズ
  5. 寝心地
  6. 価格
  7. 見た目

というわけで、今回はこの7項目で比較をしていきたいと思います!

比較対象のコットたち

エントリーNo.1 WAQ 2wayフォールディングコット

アズキ愛用のコットです。
ローとハイどちらの高さにも調整可能です。カラーはタン(いわゆるベージュ)を使っています。


キャンプ仲間の同期もオリーブ色のものを愛用中です。
WAQコットの説明は冒頭にお伝えした別の記事で書いているのでここでは割愛します。

アズキ(妻)
アズキ(妻)

愛用中なので愛着がありますが、今回は贔屓目なしで見ていきたいと思います!

エントリーNo.2 GO-KOT(ゴーコット)

ツナ愛用のコットです。ローコットです。

GO-KOTはアメリカ発のコットでカラーバリエーションがたくさんあり、なんと16色もあるみたいです!ツナはレッドです。


少し重い印象ですが、その分耐荷重もありそうな気がします。
果たしてどうでしょうか。実際の比較はのちほど!

…ただ、今回の比較対象には入れていますが、買えない可能性大です。
転売ヤーの餌食なのか、コロナによる工場停止なのか、普通に大人気で追いついてないのか…
理由はよく分かりませんが、タイミングによっては在庫切れかもしれません。。

エントリーNo.3 FUTURE FOX コット

友人Aさん愛用のコットです。
2wayコットもありますが、友人Aさんはローコットを使っています。


FUTURE FOXは日本(信州)発のアウトドアブランドで、コットだけでなく焚火台やテーブルなどのキャンプギアも出しています。最近はテントなんかも出してるみたいですね。

雰囲気はかなりWAQに近い印象ですが、WAQよりも柄が入っていて可愛い感じです。
イメージだけで言うと今回の中で一番軽そうで一番弱そうな印象です。

エントリーNo.4 Helinox タクティカルコット

言わずと知れたコット界のハーゲンダッツことタクティカルコットです!
友人Bさん愛用です。ローコットです。
ハイコットにする別売りの脚があり、友人Bさんはそれも買っていました。さすがお金持ち!笑


我が家ではHelinoxだとキャンプ初期の頃にチェアワンやテーブルワンを愛用していましたが、とにかく軽量・コンパクト・丈夫という三拍子そろった優れものでした。

きっとタクティカルコットも高いだけの何かがあるのかなと…!ドキドキ…!

アズキ(妻)
アズキ(妻)

というわけで今回は以上の4つのコットを徹底比較していきたいと思います!

徹底比較!

比較観点1:重さ

まずは重さから見ていきましょう。

公式情報は以下の通りでした。

エントリーNo.1
WAQ 2way フォールディングコット
 3.2kg 
エントリーNo.2
GO-KOT(ゴーコット)
 3.85kg
エントリーNo.3
FUTURE FOX ローコット
 2.5kg 
エントリーNo.4
Helinox タクティカルコット
 2.54kg

GO-KOTになると持ったときに少し重いな~と感じます。

WAQはハイコット用の脚の重さが745gだったので、それを除いたロー状態であれば約2.5kgであり、タクティカルコットと変わらないようです。

アズキ(妻)
アズキ(妻)

薄々気付いてましたが、GO-KOTが重いという結果になりました。

ツナ(夫)
ツナ(夫)

GO-KOTは脚がスチールなので少し重いですが、その分きっと丈夫ですよ!

比較観点2:耐荷重

続いて耐荷重を見ていきたいと思います。

こちらも公式情報は以下の通りです。

エントリーNo.1
WAQ 2way フォールディングコット
 150kg 
エントリーNo.2
GO-KOT(ゴーコット)
 158kg
エントリーNo.3
FUTURE FOX ローコット
 150kg 
エントリーNo.4
Helinox タクティカルコット
 145kg

WAQは表記上「分散耐荷重」となっていました。他のコットは特にそういう表記がなかったので同じなのか分かりませんが、まぁ全部分散耐荷重ですかね。

GO-KOTは重いだけあって、一番耐荷重もありました。若干ですけど、、

アズキ(妻)
アズキ(妻)

意外なことにタクティカルコットが一番耐荷重が低かったです。

ツナ(夫)
ツナ(夫)

まぁでもこのくらいは誤差程度ですね。

比較観点3:組み立て

お次は組み立てです。
組み立てはフレーム、脚の数(※)、脚の装着方法でめんどくささが変わります。
※ハイコットだとさらにプラスで脚をつけますがローコットを前提にしています。

まず、フレームですがGO-KOTだけ折りたたみ式(広げるだけでOK)で、他は組み立て式になっています。なので、フレーム自体は圧倒的にGO-KOTが楽です。

△はFUTURE FOXですが、WAQもHelinoxもこんな風にサイドフレームをスリーブに入れて組み立てます。


続いて脚を見ていきましょう。

脚の数装着方法
エントリーNo.1
WAQ 2way フォールディングコット
3つロック付きレバーで装着
エントリーNo.2
GO-KOT(ゴーコット)
6つ力技で装着
エントリーNo.3
FUTURE FOX ローコット
5つ力技で装着
エントリーNo.4
Helinox タクティカルコット
3つロック付きレバーで装着

WAQとHelinoxはフレームだけでなく脚の組み立てもそっくりで、どちらも脚が3本、レバー式の装着でほぼ差がありません。
(正直なところWAQはHelinoxをマネ…インスパイアされたのではかなと思っています。)

△これはタクティカルコットです。
△はWAQです。本当に同じ脚なのかも…と思うくらい似てます。
アズキ(妻)
アズキ(妻)

どちらもレバー式の装着なので比較的簡単に組み立て可能です。

GO-KOTとFUTURE FOXは脚の数も多く、力で装着するのでWAQ・Helinoxより疲れます。
特にGO-KOTの脚の装着は結構なパワーが必要です。か弱い人には無理かも…

ツナ(夫)
ツナ(夫)

GO-KOTはフレームが一瞬で出来上がるので、力のある人なら脚もささっとつけれるのであっという間に組み立てられますよ!

あと、感覚論にはなりますが、FUTURE FOXは他と比べて脚の作りが簡素というかややチープ(まぁ実際一番安いんですけど)なので、少し丈夫さは劣るように感じました。

実際、後述の寝心地のところでツナも言っていますが、がたいの良い男性になると少し心もとなさを感じるようです。

△はWAQの脚です。Helinoxもほぼ同じです。
△はFUTURE FOXの脚です。WAQと比べても細くて弱そうな感じがしますよね。
アズキ(妻)
アズキ(妻)

とはいえFUTURE FOXでも一般的な方が普通に使っていれば壊れることはないと思います。

比較観点4:サイズ

ではサイズ感を見ていきましょう。
公式情報でもよかったのですが、せっかくなので広げた時のサイズ感を実測してみました。

アズキ(妻)
アズキ(妻)

手動なので多少ブレているのはご愛敬で!

エントリーNo.1 WAQ 2way フォールディングコット

こんな感じで端っこあたりで横幅を測りました。
縦の長さも端っこ寄りで測りました。

【結果】
横:約66㎝、縦:約185㎝

次を見ていきましょう。
エントリーNo.2 GO-KOT(ゴーコット)

同じように端っこの方で横幅を測りました。
やや真ん中寄りで縦の長さを測ってしまいました。

【結果】
横:約68㎝、縦:約181㎝

アズキ(妻)
アズキ(妻)

真ん中寄りで縦の長さを測ってしまったので他より短めになったかもです…

サクサク見ていきましょう。
エントリーNo.3 FUTURE FOX ローコット

大事な部分が途切れて意味のない写真に…!
縦の測定はちゃんと写真が撮れてました。

【結果】
横:約65㎝、縦:約183㎝

最後です。
エントリーNo.4 Helinox タクティカルコット

これは上手に計測できました。
縦の長さはWAQとFUTURE FOXよりやや真ん中寄りで測りました。

【結果】
横:約65㎝、縦:約189㎝


というわけで結果を並べると、以下の通りです。

横幅縦の長さ
エントリーNo.1
WAQ 2way フォールディングコット
 約66㎝  約185㎝ 
エントリーNo.2
GO-KOT(ゴーコット)
約68㎝約181㎝
エントリーNo.3
FUTURE FOX ローコット
約65㎝約183㎝
エントリーNo.4
Helinox タクティカルコット
約65㎝約189㎝

横幅1位はGO-KOT、縦の長さ1位はタクティカルコットという結果になりました。

ツナ(夫)
ツナ(夫)

GO-KOTは大きいイメージでしたが横幅だけで縦は短いんですね。

アズキ(妻)
アズキ(妻)

タクティカルコットは一番長さがあるのに一番軽いので、こういう総合力にすごさを感じますね。

比較観点5:寝心地

続いて気になる寝心地です!
実際に友人Aさんとツナ(夫)に寝っ転がってみてもらいました!

エントリーNo.1 WAQ 2way フォールディングコット

友人Aさんは小柄(身長152㎝)なので全然余裕ですね。ツナの写真は撮れてなかったです。笑
友人Aさん
友人Aさん

ほどほどの張り具合です!気になる点も特にないです。

ツナ(夫)
ツナ(夫)

普通に良かったです!

エントリーNo.2 GO-KOT(ゴーコット)

WAQに比べてすごく下の方が余裕ありな感じがしますね。カラーのせいでしょうか…
友人Aさん
友人Aさん

他よりも少し沈む感じがありますが、心もとなさはないです。

ツナのコットなので見慣れてるからかしっくりきます(笑)
ツナ(夫)
ツナ(夫)

フレームと脚がしっかりしているので非常に安心感があります。

アズキ(妻)
アズキ(妻)

丈夫さは確かに感じますが、他のコットと比べて少しギシギシうるさいです。

エントリーNo.3 FUTURE FOX ローコット

友人Aさん愛用コットなのでしっくりきます。

WAQに比べるとやや張り具合が弱いかな、という感じです。

ツナ(夫)にも寝てもらいました。なんだかパンパンですね。
ツナ(夫)
ツナ(夫)

サイズ的にもギリギリだし、少し心もとないです…

エントリーNo.4 Helinox タクティカルコット

意味なく靴下にモザイクが入ってしまいました(笑)
友人Aさん
友人Aさん

張りが違います!!すごく弾力があって寝心地がいいです!

友人Bさんにも試してもらっていましたが、写真が全然撮れてなかったので割愛しました。笑
ツナ(夫)
ツナ(夫)

張りが強く、しっかりしているので長くへたらず使えそうです。

アズキ(妻)
アズキ(妻)

私も寝心地はタクティカルコットが一番いいなと思いました。高いのを知ってるせいでしょうか…

まとめると、
寝心地1位は満場一致でタクティカルコットでした。

比較観点6:見た目

続いて見た目です。4つのコットを並べてみました。

用途が同じなので基本的な形状はだいたい一緒ですね。

左から、FUTUREFOX、WAQ、Helinox、GO-KOTです。

一応順番に見ていきましょう。

エントリーNo.1 WAQ 2way フォールディングコット

ブラック、オリーブ、タンの3色展開です。
ロゴが入っているくらいであとは至ってシンプルな見た目になっています。

エントリーNo.2 GO-KOT(ゴーコット)

冒頭にも書きましたがカラーバリエーション豊富です。
ツナ愛用のワンカラーのものだけでなく、カモ柄なんかもあるみたいです。
フレームや脚が他と少し違うのでそのあたりの雰囲気もちょっと違いますね。

エントリーNo.3 FUTURE FOX ローコット

見た目的に一番特徴があるのはFUTUREFOXでしょうか。2トーンカラーで可愛いです。
ほかにもノルディック柄のものもあります。可愛さ重視の方にはすごく良いですね。

エントリーNo.4 Helinox タクティカルコット

カラーはブラック、コヨーテ、カモ柄がありますが、カモ柄はさらに1万円近く高くなります。
チェアワン等でもカモ柄は少し高くなるので、Helinox=柄モノは課金ってイメージです。

あと、見た目というより機能美に近いですが、サイドにループが付いており、ここにカラビナ等でギアをくっつけたりできます。
ほかにも頭の部分にマジックテープがあり、別売りのエアヘッドレスト(枕)を装着できるようになっています。

こういう細やかな仕組みに値段の高さを感じます。

比較観点7:価格

最後に気になるお値段です。定価は2022年2月時点だと以下の通りです。

エントリーNo.1
WAQ 2way フォールディングコット
 \15,800 
エントリーNo.2
GO-KOT(ゴーコット)
 \26,400
エントリーNo.3
FUTURE FOX ローコット
 \8,280
エントリーNo.4
Helinox タクティカルコット
 \48,400

こうして並べてみるとタクティカルコットのお値段が圧倒的ですね!笑

FUTURE FOXのことを「少し心もとない」とか言いましたが、価格が1万円を切る安さなので、5万円近いタクティカルコットと比べられても…って感じですね。
軽量かつコンパクトで、150kgの耐荷重もあってこの価格はすごいです。安物買いの銭失いってことはなく、コスパ的にも十分満足のいくものだと思います。

アズキ(妻)
アズキ(妻)

WAQも2wayでこの価格なので十分コスパが高いと思います。

ツナ(夫)
ツナ(夫)

GO-KOTはちょっと高いですがMade in USAなので納得です!

まとめ

今回比較をしてみた結果をもとにまとめてみました。
コットを検討する際にぜひ参考にしてみてください!

エントリーNo.1 WAQ 2way フォールディングコット

良い点価格や性能などのバランスがいい
イマイチな点良くも悪くも普通
こんな方にオススメ! とりあえずいい感じのコットが欲しい!

エントリーNo.2 GO-KOT(ゴーコット)

良い点横幅が広い、非常に丈夫、Made in USAっぽさがある
イマイチな点やや重い、組み立てにパワーが必要
こんな方にオススメ! タフなコットが欲しい!
アメリカっぽいものが好き!

エントリーNo.3 FUTURE FOX ローコット

良い点安くてコスパがいい、見た目が可愛い
イマイチな点ややつくりが弱そうな雰囲気
こんな方にオススメ! あまりお金をかけたくない!

エントリーNo.4 Helinox タクティカルコット

良い点寝心地抜群、最軽量級なのに丈夫さを感じる
イマイチな点圧倒的な高価格
こんな方にオススメ! お金に糸目はつけない!
とにかくいいものが欲しい!
アズキ(妻)
アズキ(妻)

すごく長くなってしまいました。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました!

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