Snow Peakのエントリーモデルである「エントリーパックTT」を最初のテント・タープとして使っていました。実際に使用してみて良かった点やイマイチだった点をお伝えします!
エントリーパックTTって?
Snow Peakがエントリーラインとして出している「エントリーパックTT」はテントとタープがセットになった超お得なアイテムです。
テントは「ヴォールト」という大人2人、子供2人がちょうどいい広さのいわゆるカマボコ型のテントで、このテントだけでも3万円以上します。
そこにさらにヘキサタープもセットになって6万円以内で買えてしまう凄まじい一品です!安すぎます!
(新規顧客を引き込もうというSnow Peakの本気を感じます。笑)
あくまでエントリーラインなので、Snow Peakの過剰なまでの高品質!とまではいかないですが、だからと言って質が悪いわけではなく、コスパで言うと相当すごいことは間違いないです。
【追記:2021年9月27日】現在また人気過ぎて在庫切れが発生しているようです。
定価以外で販売していることも多いのでご注意ください。
また、2021年6月頃にリニューアルがされていたようで、リニューアル後の型番は「SET-250RH」です。リニューアル前のものを売っているところもあるので気になる方はこちらもご注意ください。
ちなみに、リニューアル前後での変更点は、設営時の目印になるの色付き箇所がポールの両端から中心部に変わったというだけのようです。
設営したときのイメージ
小川張りをしたときはこんな感じです。小川張りにした場合は、結構長さを取るので狭めの区画や形が正方形のサイトなどの場合はここまで真っ直ぐな小川張りはできないことがあります。

実際のところどうなのか
良かった点
使い方のアレンジができる
個人的に「エントリーパックTT」の良いところは間違いなくこれです。アレンジの幅がすごい!
テント・タープがあるのでそれぞれ別に使える、片方しか使わない。という選択ができますし、綺麗な小川張りにすることも、隣に並べて張ることもできます。

タープなしでヴォールト(テント)の前を跳ね上げて使うこともできます。さすがに少し面積が狭いので日差しが強い日には厳しいですが、ちょっとした日差しくらいならこれでも十分しのげます。

我が家は途中でタープは「ペンタタープ」や「TAKIBIタープオクタ」を買っていたので、この子達と組み合わせたりもしてました。
他にも、テントの中のインナーテントをつけずに、中にコットを直置きして使用したりもしてました。使い方無限大です!

テントがしっかりしている
エントリーラインとはいえ、すごくしっかりしたつくり(その分ペグダウンも少し多いですが…)なので、大雨の日や強風の日でも問題なく使用できます。
実際、強風すぎてタープが立てられない日にヴォールトだけ設営したりしましたが、吹き飛んだりポールが折れたり…なんてこともなく、無事に過ごすことができました。
イマイチだった点
仕様なので仕方がない部分はありますが、ずっと使っていると気になる点もありました。
テントの高さが低い
これも強度の面から仕方ない部分はあるかなと思いますが、高さが低いのでテント内で移動するときは基本的に中腰になります。これが結構しんどいです…


この中腰のせいで翌日腰が痛くなります…
オールシーズン用ではない(冬は寒い)
SnowPeak公式がオールシーズン用のテントではないと言っているので、冬に使うのがそもそも間違えているのですが、冬に使ってみたらやっぱりすごく寒かったです。(いや、冬に使うなよって感じなんですけど…笑)
テントの裾にスカートがないですし、生地自体も冬仕様じゃないです。
あとタープも冬は寒いですね。(冬はやっぱりシェルター型にすべきかなと思いました。)

そのほかの感想
設営難易度は普通くらいの印象です。設営が大変!ということは全くないですが、だからと言って非常に楽チン!というわけでもないです。しっかりしたテントなので、ペグダウンもそれなりにあり、一定の大変さはあります。
とはいえ初心者の方でも説明書を読めば迷わず設営できますし、気にする程ではないと思います。

個人的にはテントのポールの色を変えて通す場所を分かりやすくしている点が利用者目線を意識したいいつくりだなと思っています。
まとめ
最初に買うテント・タープとして「エントリーパックTT」は本当におすすめです!
これからキャンプを始めようと思っているけど、何を買ったらいいか分からない…という方はぜひ「エントリーパックTT」を候補に入れてほしいです!
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